以前読んだ、2000年以上前に書かれた東洋医学の古典【素問】の四気調神大論には春の養生について以下のように記されています。

「春は発生の季節という。

全ての物が芽生え、天地間の万物は生き生きと栄える。

春の養生法…夜更かしをしてもかまわないが、朝は早く起きる。

朝、庭をゆったりと散歩し、髪の結びをほぐして、身体をのびのびと動かす。

つまり、春に芽生えた万物と同じように心身ともに生き生きと陽気を発散させる。天地間の陽気を胸いっぱいに取り込み、体内の陽気を大事に育てる。これは春の発生に相応する養生法である。」

(ちょっと難しいですがパー)という内容です。

簡単にいうと、朝は、早起きをして適度に体を動かす…

春の陽気を取り込みましょう…深呼吸などをして、体の隅々まで気を取り込んでみてもいいですね。

また、この時期は体がだるくなったり、目が疲れやすかったりします。

これは、養生がうまく行われなかったため、肝が弱っているからかもしれません。

春には、春の養生をして、健康で楽しい春を過ごして下さいね