近頃、当たり前のように最高気温が30度を超える日が続いています。
今年も、熱中症には充分注意しなければなりませんね
とくに、お年寄りや小さな子供は危険
まず、熱中症対策には体温や室温を下げること。
でも、エアコンが苦手という人もいらっしゃいます。
室内で熱中症・脱水症になりやすい原因として、次の3つがあります。
・気温・室温が高い
・水分不足
・湿気が高い
これを見てもわかるように、まずは室内の温度を下げることが大切です。
周囲の温度が高いと、体に熱がこもってしまいます。
なので、西日の当たる部屋はカーテンをしめたり、簾(すだれ)をかけたりすることで、少しでも室温を下げるようにしてください。
それから、汗をかかなくなるほど脱水になってしまい、更に熱中症を起こしやすくなります。
特に年配の方の中には、のどの渇きに気がつきにくい方もいらっしゃいます。
予防するためには、こまめな水分補給が大切です。
少なくとも寝る直前にコップ1杯は水を飲むようにして、熱帯夜に目が覚めたときに備えて、枕元にお水を置いておくと便利です。
■不快指数を下げること
いわゆる不快指数を下げることが熱中症の予防につながります。
不快指数、つまり人間が環境の快適さを判断するのに、温度・湿度・空気の流れ、この3つがあります。
快適な室温は28℃が目安になりますが同じ温度であっても、湿気が高いと汗が蒸発しにくくなります。
当然、気化熱の作用がなくなりますから、結果として体に熱が蓄えられてしまいます。
エアコンが苦手な人の場合、ドライモードを使うか、あるいは除湿機で部屋の湿気を少しでも抑えたほうがよいでしょう。