ぎっくり背中

「ある日、突然背中に激痛を感じて、息を吸うだけで痛い」

「肩甲骨あたりの筋肉が引き攣ったようになる」

上記のような症状が出たら、それは「ぎっくり背中」かも!

普段から姿勢が悪く疲れが溜まってる人や疲れやすい人は、背中の筋肉に疲労が蓄積されています。
その背中に蓄積された疲労が限界を達したとき、それが引き金となって突然起こしてしまうのが、ぎっくり背中です。

ぎっくり背中は放っておくと再発してしまったり、慢性的な肩こりにもつながる事が多いです。

ぎっくり背中とは?

よく発症する部位としては、肩甲骨と肩甲骨の間や肩甲骨下から腰の上付近まで、幅広い範囲で起こります。

症状は、息を吸ったり、寝返りした時に背中に激痛が走るのが特徴です。

ぎっくり背中の原因

特に、縮こまった筋肉が急に引き伸ばされたときや、凝り固まった筋肉に急激な力が加わったときに発生しやすいのが特徴です。
例えていうと、車のシートベルトを手で強く引っ張った時にロックするような感じです。

日常生活でぎっくり背中が起こりやすい主な原因としては
・筋肉の緊張状態
長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎ、育児中の抱っこなど、同じ姿勢を続けていると、徐々に背中まわりの筋肉が凝り固まってしまいます。
この凝り固まった筋肉の緊張状態が続いてる時に、何かの拍子に突然強い力が背中に加わると危険です。
・運動不足
運動不足で柔軟性を失った筋肉は、古くなった輪ゴムが切れやすくなるのと同じで、急な動きには対応できません。
そのため、くしゃみや咳をしただけでも、ぎっくり背中を発症してしまいます。

この他にも、悪い姿勢などで肩甲骨の可動制限がある場合にも、ぎっくり背中発症のリスクが高まるため注意が必要です。

ぎっくり背中の症状

症状は、以下のようなことが起こります。
・体を傾けたり、捻ったりするだけで激痛が走る

・息を吸ったり吐いたりするだけでビキッと痛む

・背中を伸ばして歩くだけでも痛い

・背中がつったように痛い

特徴としてさ、発症から少しずつ痛みが増していき、寝返りや背中を動かすだけで激痛が走るため、通常動作が困難になる場合があります。

ぎっくり背中でお困りの人は、我慢せずに当院にご相談ください。